ウンブリア州ペルージャ近郊にあるフラントイオ・バッタは、オーナーのジョバンニ・バッタの祖父の代から続く、ペルージャでも有数の名門搾油所です。搾油所の他に、約14ヘクタールの農園も保有し、自然豊かな環境で、たくさんのオリーブや果樹を栽培しています。
オリーブは中部イタリアで広く栽培される数多くの品種を栽培していますが、中でも最も有名なのがペルージャにしかない稀少な地品種ドルチェ・アゴージャ種です。フラントイオ・バッタのオリーブオイルはこのドルチェ・アゴージャ種が含まれていることでつとに知られています。
祖父、そして父から引き継いだ精神と技術、最新の搾油技術を取り入れる柔軟なオリーブオイル哲学も相まって、フラントイオ・バッタのオリーブオイルは年々品質を向上させ、ここ数年は毎年数々の素晴らしい賞を受賞し続けています。
オリーブオイルは中部イタリア産らしく、パンチのあるストロング・タイプです。栽培はもちろん有機栽培(ICEA)。ポリフェノールなど抗酸化物質も豊富に含まれています。農園を訪問した際、奥様のジュリアーナさんが「100才になる母の長寿の秘訣はこのオリーブオイルよ!」と言っていたのが思い出されます。