数量限定！シチリア島の希少な地品種「マルムリーニャ」で作られたプレシャス・オイル！

シェフに人気のカステル・ディ・レゴ・オーロの生産者が作った「オットチェント」は、古代ギリシャ時代にイタリアに移植されたという地品種「マルムリーニャ」100％で作られています。非常に珍しい品種で、イタリアはもちろんシチリア島でもなかなか目にすることはなく、モンティ・イブレイの中でもシラクーザ山中のいくつかの村にしかないレアな地品種です。

トンダ・イブレアより骨格のあるオイルを生むこの品種はポリフェノール値が約800mg/kg含まれていることから、オットチェント（イタリア語で800という意味）と名付けられました。生産者ジョヴァンニ・ガリオトの師匠ミケーレ・コスタンツォが作っていた今はなきオリーブオイル「イブロン」にも配合されていたこともあり、彼にとっても思い入れのある品種です。

ジョバンニ氏のパートナー、セバスティアーナ・フィジカーロは、若かりし頃、フィレンツェの美術学校で絵画を勉強していたそうで、今回、彼女がオットチェントのためにセレクトしたラベルは、他のオイルとはやや趣の異なるモダンかつエレガントなものになっております。

モンティ・イブレイ産らしく、青みのたった香りとしっかりとした味わいは、エレガントにして力強くなっています。おすすめは新鮮な春菊を使って柑橘類とフレッシュチーズをあわせたサラダです。また水菜や芽キャベツなど冬や春野菜にも相性の良いオリーブオイルです。卵をのせたグリーンアスパラガス料理にもぴったりです。

2020年に試験的に搾油、2021年から本格的にボトリングを開始。徐々にファンが増えてきており、今年も本数限定でのご紹介となります。

テイスティング・ノート

テクニカル・データ